2020年の5月にセミリタイアをし、同時に大都市圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は株式投資の中のIPOに関しての記事です。
2013年に株式投資を始めた当初はしばらくはIPOというものを知らずに過ごしていましたが、2017年よりIPO投資(ただ単に抽選に申し込むだけですが)を始め多少成果もあったので引き続き抽選申込は頑張っております。
IPO(新規株式公開)とは
IPOと言っても株式投資をやっていない方や投資初心者の方は良くわからない文字ですが、IPOは新規株式公開の事で、今まで未上場だった会社が株式を株式市場に上場(公開)し一般の投資家が売買できる事を指します。
新規株式公開をする会社の株は各証券会社に分配され、我々投資家は各々の証券会社からその株式を申し込む事になります。
新規に株式公開する会社の業種や業績、また他条件(新規に発行する株式の数量等)によって異なりますが、投資家より申し込みが多いと抽選になり(※各証券会社によって抽選方法は異なる)当選した方のみがその会社の株式を取得できる仕組みです。
ここ数年の景気状況ですとIPOはほぼ抽選となり宝くじのような状態となっています。但し宝くじよりは当選確率も格段に高く、抽選の申込作業(インターネットでやる事が多い)に時間を割ける方にはお勧めできる投資法かと思います。
昨今のコロナ禍ではIPOも上場延期や公募割れ(購入した価格よりも低い価格で売買される)が続きリスクある投資となっていますので多少の注意は必要となっています。
実際にIPOは当たるのか
2018年、2019年のIPO
2018年度は95件程のIPOの内80件は上場日にプラス
2019年度は90件程のIPOの内77件は上場日にプラス
過去2年でみると上場日に売却をしたと仮定すると利益がでた銘柄はおよそ85%の水準となりほぼ負けなしの状態です。数値的にみると15%は損がでている事になりますが数%~10%程の損失がほとんどで株式投資としてはナッシングな損失の範疇で収まるようです。
著者のIPO成績
これだけIPOの事を記載して著者が当選していないのもばつが悪いので、2017年から開始した私のIPO投資の 成績も一応記載しておきます。
2017年 | ユーザローカル +1,006,000円 |
---|---|
ユニフォームネクスト +330,000円 | |
2018年 | CREロジスティクス +4,700円 |
2019年 | スマレジ +234,000円 |
カオナビ +144,000円 | |
ミンカブ +25,000円 | |
Chatworks -11,700円 |
※CREロジスティクスは上場日マイナスだったので、しばらく経って売却。他銘柄は上場初日または2日目にて売却
※青字、赤字は税引前の売却損益
2017年から挑戦したIPOも3年間でも当選7件(内1件は損失)、利益として170万円程をたたき出しました。
年間に80~90件程申し込みをして1~3件程当選していますので、ほぼはずれではありますが、IPOは当選する!という事だと思います。
株式投資としてのIPO
IPOは上記記載の通り現在の市況ですと損失のリスクが少なくできる投資方法です。
但し上述の通り新規の公開株が購入できるかどうかはほぼ抽選という運しだいとなっており、投資自体のテクニックを問われるものでもありません。(※投資ですので当然ですが申し込みの前に対象会社が公募割れしないかどうか、また直近の業績の確認は必要となります)
IPOは私のように毎度毎度はずれを引いても心が折れない不屈の精神をもち、また申込に時間が費やせる方には良い投資案件です。
2020年はコロナ禍もありIPOの延期等も相次ぎ上場件数もグッと落ち込んでいますが、2017年から毎年続いている当選は欠かさないよう抽選申込に勤しみ、証券会社からの吉報を待ちたいと思います。
IPOとは正に「人事を尽くして天命を待つ」 by まつやすT
今日はここまで、アデュー!
ブログ村、ブログランキングにも参加しています。ポチっ↓と応援お願いします!
にほんブログ村
セミリタイアランキング
【免責事項】
当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。