2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は高利回りの株主優待と配当金を掲げ株主を常に魅了するオリックス株式会社「以下オリックス」についてです。
オリックスは株主優待の人気ランキングでも毎年上位に名を連ねる銘柄であり、私も2年以上保有する銘柄となります。
オリックスの事業
オリックスと言えば皆さんのイメージはイチロー氏の影響が強く一般的には「野球」またはビジネスで言えば「カード(クレジット等)」といったところでしょう。
会社自体はリースからの始まりだったようで、それを起点に現在は融資・投資等含む金融業、保険、自動車産業、環境エネルギー等かなり多岐に渡りビジネスを展開しており、総合商社のような役割を果たしているようです。
売上高は2.3兆円程あり、大手総合商社並みとはいきませんが大企業です。
オリックスの株主優待
オリックスは株主優待の人気ランキングでも毎年上位に名を連ねる銘柄であり、100株以上保有の株主に対し年に1回ふるさと優待と呼ばれる5,000円相当のカタログギフトを送ってきます。
株主優待でもらうカタログギフトは一般的には2,000円~3,000円の価値のものが多いのですが、オリックスはかなり太っ腹と言えます。
【3月末:長期優待制度あり】ふるさと優待(カタログギフト)
※3年未満保有で5,000円相当、3年以上で10,000円相当
【3月末、9月末】株主カードの発行
レンタカー、レジャー施設、ホテル等が割引にて使用できます

我が家では将来的に株主優待品で家計をサポートするためライオン社のスーパーナノックスギフトを選んでいます。子供がいると毎日洗濯を複数回しなければならないのと、意外とこの手の商品が株主優待品に少ないため役に立っているわけです。
オリックスの配当金
2020年度の通期配当は76円でした。本日時点(2020年7月7日)の株価が1株1,300円程なので仮に2021年度配当も同等とすると配当利回りは5.8%程となります。
下記が過去5年の配当実績で昨今は右肩上がりとなり、株主還元の姿勢も強く見られます。
2016年 | 45.75円 (中間22円、期末23.75円) |
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2017年 | 52.25円 (中間23円、期末29.25円) |
2018年 | 66円 (中間27円、期末39円) |
2019年 | 76円 (中間30円、期末46円) |
2020年 | 76円 (中間35円、期末41円) |
配当金だけでも利回りは5%超となりますが、株主優待を足すと総合利回りは10%弱となり、優待のみならず毎年人気ランキング上位になるのも頷けます。
オリックスの株価チャート
私は株式の購入の指針で10年のチャートを見て判断をしています。
一つはリーマンショック後の価格の確認とその後1~2年でのリカバリーの範囲を見るためです。
オリックスのチャートですとリーマンショック後は一時的に200円を切る場面もあったようですが、2年後の2010年辺りには600円~800円まで値を戻しています。よって仮に景気減退になって株価が下がったとしても下値は600円辺りで考えています。
仮に現在の価格(1,300円程)でオリックスを購入し、近い将来半値になったとしても想定の下値は割らず、また現在の配当金の目安ですと8.5年程(10年以下を目安としています)でブレークイーブン地点に収まるため現価格帯は購入できる範疇だと考えています。※この他に売上、利益、PER、PBRと自己資本比率ぐらいは念のため確認しています
【オリックスチャート by Trading View.com】
オリックスの株主通信によると今期の中間配当は35円(前期並み)を予定しています。私の場合は配当金と株主優待を軸に据えている部分もあるので可能な限り企業に頑張ってもらい株主還元を頂くしかありません。
とはいえ今回のコロナ禍でも実例がありましたが、企業の成績によっては無配当になる可能性もありセオリー通りにはいかないのも常ですが株式投資を中期・長期で考える際には配当金を前提に考えるのもありだと思います。
今日はここまで、アデュー!
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当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。