2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「個人でも参入できる事業承継型M&A」についてです。
いやー長かった。
M&A
M&Aは英語のMergers and Acquisitionsの略で日本語でいうところの企業合併・買収となります。
企業の事業拡大の戦略として既存の企業を買収したり、海外の企業を買収し海外への事業展開の足掛かりを得たりと企業が大きくなる上で最近は欠かせないものになってきています。
昨今は上記に加え中小企業の後継者不足による企業の売却等も目立つようになり、M&A市場もますますにぎわいを見せているところです。
その広がりを象徴するかのように以前のM&Aは企業vs企業の構図だったのですが、最近は一個人でも参戦ができるようになり、M&Aもかなり身近に感じられるようになりました。
事業承継型M&Aのサイト
中小企業のM&Aとして最近は事業承継という言葉がよく使われています。
中身は企業買収・合併のM&Aと変わりはないのですが、購入側、売却側への配慮という意味でより滑らかな言葉を使用しているようです。
確かに後継者がいないご高齢の方が売却側だった場合「事業承継」と呼んだほうが入口から円滑に話が進みそうな気はします。
下記は一部ですが事業承継の専門サイトとなります。
事業承継総合センター
「事業承継総合センター」はリクルートグループが運営する会社で中小企業の事業承継型M&Aを専門とするサービスを手掛けているようです。
中小企業のM&Aを扱う案件も多数あるようで、買い手の数も非公開リスト含めると1万件を超えてくるようです。
売却されてる企業は数億円単位と個人が手をだすには若干ハードルは高いですが、お金がある方は検討可能範囲内かもしれません。
TRANBI(トランビ)
「TRANBI」は国内最大級事業承継のM&Aプラットフォームを運営しており、売り手と買い手のマッチングサービスを行っています。
法人向け、個人向けにも案件を提供しており、安い案件で数百万~、高い案件になると数億円規模のものもあります。
Youtubeのサイトやブログ、また農園等も売っており近くに案件があればぜひ検討したいところです。
バトンズ
「バトンズ」は国内最大級の成約実績を誇るM&A総合支援サービスを展開しています。
リレーのバトンを誰かに託すようなイメージで且つ事業承継としてもキャッチーなネーミングであります。
案件もトランビ同様、数百万円~数億円と個人でも検討可能な案件も多々あるようです。
上記3社は成功報酬型で、案件自体はログインせずとも観覧は可能なようです。興味ある方は居住地近くの案件を探すのも面白いかもしれません。
まとめ
事業承継型M&Aもまだまだ歴史は浅く問題点も多そうな気はします。
通常企業のM&Aですと入口の基本合意書から始まりデューデリジェンス、条件交渉、タームシート、最終契約書、株主間協定等含め少なくとも1年はかかるものです。
事業承継制度を使った売買でそれらの工程を最小限に留めたとしても、まだまだ買い手のリスクが大きくその点をどのようにヘッジしていくかが課題になりそうです。
昔は社長になるといえば、起業するアイデアを持って資金を集め、日々の仕事をやりつつ会社を大きくするといったイメージでした。
しかし今はお金さえだせば従業員付きの会社の社長になれるという点では面白い時代になったと思います。
私個人的には従業員を雇って会社を購入するのも後々面倒な気もしますので、近隣で高齢により廃業しそうな果樹園や養蜂場など適当に働ける場所のM&Aも今後のセミリタイアライフとしてはありかと考えています。
M&Aとは規模の大小に関わらず、お金で時間を買うといったところでしょう。
今日はここまで、アデュー!
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