2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「木を見て森を見ず に学ぶ株式投資戦略」です。
成功の秘訣とは、何なんだーー!!?
木を見て森を見ず
「木を見て森を見ず」とは一部や細かい部分にこだわりすぎて全体や物事の本質を掴めない事を意味します。
これは勉強でも、仕事でも当てはまりますが、仕事の本質(全体像)があってその中で自分がどこに位置するか。
仕事がしっかりできている人は自然とこの言葉の意味を理解し仕事をしているものの、意外とできていない人も多そうです。
株式投資で成功するのも実はこの言葉が重要となってきます。
木は個々の銘柄を指し、森は日経平均とすると、
株式投資において成功するには市場全体(日経平均や世界の市場)を見つつ、個々の銘柄を買っていこうという事でしょう。
どうやって森を見るか
日経平均や世界の株式市場を見るには、様々な方面よりニュースを拾う必要があります。これは私のような個人投資家ではすべてを把握するのは正直無理でしょう。
そこで私は以前より株式関連のニュースと合わせ騰落レシオと呼ぶテクニカル分析に使う指標を参考にしています。
【騰落レシオ】
ある期間(25日)での市場での値上がりの銘柄数と値下がりの銘柄数の比率により市場の過熱度を測る指標。一般的には120%以上で買われすぎ、70%以下で売られすぎと言われています。
平たく言えば騰落レシオは市場の体温計のようなもので、買われすぎの時は熱があり、売られすぎの時はもう少し熱が必要(低血圧のようなもの)という事でしょう。
売られすぎの時に買えれば株式投資での勝率が上がるという事なのです。
2020年の日経平均と騰落レシオ
2020年の日経平均(森)と騰落レシオをチャートにしてみました。

今年はコロナショックもあり日経平均も年初の24,000円から16,000円台まで急落。それに合わせ騰落レシオも売られすぎの指標70%を大幅に下回る40%から一時過熱気味の140%まで上下しました。
40%台まで騰落レシオが下がることはまれですが、売られすぎの70%をタッチする事が年に数回は必ずあります。このタイミングで個々の銘柄を購入する事が投資の世界で生き残っていく上で重要になってきます。
ついでに2020年の日経平均も考えてみる
コロナショック後、日経平均も22,000円台まで戻りました。
楽観視すると今後コロナのワクチンが開発され、米大統領選の波乱もなく、オリンピックも再延期せずと年末にかけてコロナの2番底はあるものの、株価も何とか年末まで20,000円台をキープする可能性はあります。
悲観的に見るとコロナ2番底で16,000円~17,000円台へ再度株価が下落。コロナ再拡大によるオリンピックの再延期または白紙の話がでて年末にかけて20,000円に戻りそうな株価も来年にかけて再下落というシナリオ。
今回の四半期決算を見る限り、今年は例年と異なり楽観視はなかなかできないようです。2番底に備え日々騰落レシオの観察を続けつつ、投資の世界で生き残っていきましょう。
今日はここまで、アデュー!
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当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。