2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「サラリーマンの節税 ふるさと納税」です。
サラリーマンの節税
サラリーマンをやっていると毎年の昇給や賞与というのが何となく楽しみではあります。
しかしその実態はほとんどのケースでそれらの上がり幅の最低30%以上は税金や社会保険料に持っていかれるという事実。
私の場合サラリーマン終盤の2016年以降は昇給をすれど税金の上がり幅のほうが高く、結局手取り収入はフラットといった残念なサラリーマン生活をしばらく送っていました。
そこで目をつけたのが『節税』
しかしサラリーマンというのは悲しいのですが、白色申告により節税幅もかなり限定されており、支出を伴う民間保険料の控除、住宅ローン控除、医療費控除等に限られていました。
しかし2015年辺りからふるさと納税という制度が注目され始め私も2016年度より参戦、今年で5年目となります。
ふるさと納税制度
ふるさと納税は以前からある寄付金控除の税制を使ったもので、端的にいうと2,000円を超えた寄付金に関して所得税の還付、住民税の控除が受けられるいう制度です。(※所得によって寄付金の限度額があります。)
2,000円の負担はありますが、ふるさと納税の場合は寄付金と異なりほとんどの自治体が返礼品という株主優待のような品物を寄付者へ返還してくれるため、寄付をしたとしても税金還付とそれらの返礼品で寄付者がお得になるというシステムです。
しかし税金枠を使っているため、税金を多額に払っている人のふるさと納税枠も多く、お金持ち優遇の制度となっています。
とはいえ私もこの5年、この制度(返礼品)に非常に助けられ、また地方に寄付をする事で社会貢献したという自己満足感もあるため制度的にはかなり良い制度だと思っています。
ふるさと納税ベスト
この5年間で総務省のメスも入り、返礼品率も以前と比べグッと悪くなりましたが、最近のベストヒットを3つ挙げてみました。
1位 お米
私がふるさと納税を始めた当初は10,000万円の寄付で20kg超のしかも特別栽培米のお米が届いていましたが、今は10,000万円で10kgのお米が目安となります。
自治体によっては1~1.5年先のお届けも予約できるため寄付者としてはかなり便利な仕組みになっています。我が家も今年の寄付枠で2021年度のお米をすべて返礼品でまかない、その後株主優待への移行を考えています。
一押しは 茨城県境町と 北海道秩父別町。両方共に発送月を指定できます。
2位 果物
お米の次に寄付額が多いのが果物です。
下記が一押しとなります。
・いちご 福岡県八女市、福岡県柳川市、福岡県新宮町 他
・もも 長野県豊丘村 他
・メロン 北海道中富良野市 他
・ぶどう 山梨県笛吹市、山梨県富士吉田市、山梨県南アルプス市 他
他に林檎やミカンなど色々果物もありますが、ふるさと納税での果物は基本的に品質も良くどれもお勧めです。
3位 日常品
以前は旅行にも寄付金を費やしていましたが、コロナ禍ですとそれも叶わず、日常品がランキング3位に食い込みました。
・スーパーナノックス洗濯用洗剤
千葉県市原市への寄付で洗濯用洗剤が数年分届きます。選択回数も多いお子様のいる家庭はかなり助かります。
・ティッシュペーパー
10,000万円の寄付で50箱程が届きます。 岩手県北上市のものは三菱製紙の品物で品質も悪くなく花粉症の私にはとっても良い品物でした。
・トイレットペーパー
10,000万円の寄付で72ロール程届きます。こちらも岩手県北上市の三菱製紙の品物でシングルロールの無香料で紙質も良かったです。
まとめ
サラリーマンにとって節税は永遠の課題です。
その中でも注目されるに従い色々と批判も受けたふるさと納税制度ですが、今でも優れた制度であるという事は間違いありません。
年収700万円のサラリーマンでも8~10万円も年間で節税できるのです。
セミリタイアをした私は来年度以降はこの納税枠もグッと減ってしまうのが何とも残念ではありますが、株式投資の利益に対してもふるさと納税枠というものがあるため投資で成績を残せた年はまだまだ活用できる制度だと思っています。
今日はここまで、アデュー!
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