2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「高利回り株主優待と配当金銘柄の旅 株式会社グリーンクロス」(以下グリーンクロス)についてです。
同社株は数年前から買いのタイミングを見計らっていたのですが、コロナで下落した際に満を持して参入しました。
株主優待はそこまで魅力はありませんが、バリュー銘柄として発展途上中の銘柄です。
グリーンクロスの事業
グリーンクロスは福岡地盤で西日本を主な販売エリアとして活動する安全機材・保安用品の販売及びレンタルを手掛ける会社です。
安全機材用品の他土木建築資材や防災の資材、工事に関連する標識など販売・レンタルも手掛け商品は幅広く同社のWebサイト上の電子カタログ、レンタルカタログ、熱中症カタログの3点を見てみると1,000点は超えるんじゃないかというほどの商品数です。
事業構成は主力の安全機材用品が約46%、グリーンレンタル事業が約23%、サインメディアが32%の3事業構成となっています。
総売上は直近2020の4月で169億円と規模は小さいながら利益も右肩上がりでITのような爆発力はないものの堅実な経営を心掛けているようです。
直近の業績
9月14日に発表された四半期決算は新型コロナウイルスの影響はあるものの過去5年と比較しても伸び値は同水準と良好でした。
それを受け9/15本日の株価も若干上がっています。
IRによるとサインメディアの業界は公共事業向けは順調、民間向けは引き続き厳しいとの事で、今後売上の鈍化は考えられますが取引先も官民と比較的バランスのとれた事業を行っておりまた直近の5-7月の業績を見た限りではコロナウイルス下で戦える銘柄といえそうです。
グリーンクロスの株主優待
グリーンクロスの株主優待は年に1回カレンダーが自宅に届きます。
我が家のように頂き物のカレンダーを飾らない家庭では不用品ですが、実家などの古い家にはデザインは合うかもしれません…。私は妻の実家にでも持って行くようにしましょう。
【10月末】カレンダー
100株以上 | カレンダー(渋めのデザイン) |
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Webサイトのおすすめ商品(防災用品関連)でGENBAカレー(現場カレー)というレトルトカレーがあるので、ぜひ今後はこちらを優待品にして頂ければますます魅力UPです。
機会があればいつかIR問い合わせに提言してみましょう。
グリーンクロスの配当金
2020年4月期の通期配当は1株当たり30円でした。2020年9月14日の終値が1株944円なので仮に2021年度期の配当も同等とすると配当利回りは3.1%程となります。
2016年 | 45円 |
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2017年 | 46円 |
2018年 | 47円 |
2019年 | 25円 |
2020年 | 30円 |
配当利回りは3.1%程と目を引く程高くはないのですが、ポートフォリオの中でバリュー銘柄の位置づけと考えると悪くはないでしょう。
グリーンクロスの株価チャート
2012年のアベノミクスからは高値で5倍強株価も上がっています。
私は500-600円台から注視していたのですが株価が上がってしまい買えずじまいだったところコロナで下がったためようやく購入できました。
3-4年間も私のワッチ銘柄に入っていたのにも驚きです。
直近のコロナショックでは700円台前半まで売り込まれましたが、そこを当面の下値と考えると現在の位置はもう少し調整が欲しいところではあります。
日経とは別に個別銘柄としては引き続き堅調な業績と株価が続きそうなので購入のタイミングとしては悩ましいところです。

福証で地味な銘柄ですが、その地味さとは異なりWebサイトはかなり見やすくなんとインスタまで設置してあります。外向けのアピールは確実に力を入れてそうな気がします。
社長も若くやる気に満ち溢れていそうな印象で、今後福証からの鞍替えも期待しつつ長期にて保有をしていきましょう。
今日はここまで、アデュー!
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当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。