2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「高利回り株主優待と配当金銘柄の旅 株式会社N・フィールド」(以下Nフィールド)についてです。
同社株は数年前から買いのタイミングを見計らっていたのですが、コロナで下落した後様子を見て5月に参戦しています。
Nフィールドの事業
Nフィールドは2003年設立、2013年マザーズ上場の比較的新しい会社です。2015年に東証1部へ市場変更をしています。
事業としては居宅の介護支援をしており、ただの老人介護というよりは精神疾患の患者に特化した訪問介護事業を手掛ける会社となっています。
ユニマットやソラスト、セントケア等の一般的な介護を手掛ける会社の事業とは若干異なる性質の事業を行っています。
総売上は昨年の12月(決算期12月)で104億円となり、規模としては小さいものの上場後は売上も急成長、利益のアップダウンはあるものの一定水準の利益は残しています。
今後売上規模が大きくなって利益額も大きくなれば今は少ない配当も多少期待できるようになるかもしれません。
直近の業績
同社の第二四半期報告書によると新型コロナウイルスの影響はあるものの、主事業である居宅事業部門は4-6月で売上は111%、利益も昨年比2.2倍程となっており業績は良好です。
新規開設による施設の稼働状況の上乗せがあり、一時的な要因もありそうですが最近は若い方の精神疾患も増えており長期的には需要が伸びる分野だと思います。
新型コロナウイルスによりうつ病等の精神疾患も増えているようなので、ウィズコロナ銘柄としてはある程度戦えそうな気はしています。
Nフィールドの株主優待
Nフィールドの株主優待は年に1回クオカードーが自宅に届きます。
地方移住して近くにクオカードを使えるコンビニがなくなってしまい我が家では貯まる一方…。いつか派手に使ってやりたいと思います。
【12月末】クオカード
100株以上 | クオカード 2,000円 |
---|
Nフィールドの配当金
2019年12月期の通期配当は1株当たり5円でした。2020年9月17日の終値が1株702円なので仮に2020年度期の配当も同等とすると配当利回りは0.7%程となります。
これはかなりイマイチです。
2016年 | 5円 |
---|---|
2017年 | 5円 |
2018年 | 5円 |
2019年 | 5円 |
2020年 | 5円 |
配当利回りは0.7%程とナッシングですが、何もないよりは良い(Better than nothing)の精神です。クオカードは2,000円分しっかり貰えるとすると100株保有での総合利回りは3.5%程となるので落第点と言えそうです。
Nフィールドの株価チャート
2013年の上場時は公募価格に対し約2倍の値がつきそこからセカンダリーIPOの食い物になってしまったようです。
しばらく高嶺の花だったNフィールドも2018年後半辺りから値を下げ、コロナショックで日経が下がった3月には底値の300円台前半をつけています。
コロナショック後のニュースでコロナ鬱の話題が4月辺りから出始め、私のワッチリストの底に眠っていた同社株を掘り起こしてみた次第です。

PER,PBRの指標的には若干高めですが、ウィズコロナ銘柄として今後どこまでリバウンドするか見物です。
これ以上下がってこないよう皆様祈りましょう。アーメン。
今日はここまで、アデュー!
ブログ村、ブログランキングにも参加しています。ポチっ↓と応援お願いします!
にほんブログ村
セミリタイアランキング
【免責事項】
当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。