2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「地方移住をした著者が、移住に地方都市をおすすめする理由」です。
移住について
移住をするとなると移住先の選定が一番重要な作業です。
移住の失敗談というのはほとんどがこの移住先の選定ミスによるものが多く、選定作業の如何により移住の成否が左右されるといっても過言ではないでしょう。
一般的に移住というとほとんどの人は「地方移住」という言葉をイメージし、片田舎で農業的なイメージをする方も多いと思います。
田舎を求めて移住というキーワードは間違いではないと思いますが、物が豊かな時代に生きている我々の世代にとっては移住に対して求めるものは「適度な田舎」という言葉のほうが現代の移住事情に対してはマッチしているように思います。
我が家が極度の田舎ではなく、移住先として地方都市を選んだ理由もここにあります。
移住先としての地方都市 PROS CONS(長所、短所)
次に地方都市への移住に関してPROS(長所)、CONS(短所)という形で項目を挙げてみました。
移住先が地方都市でのPROS(長所)
1.交通の便はほどほど良い
ほとんどの地方都市では電車、バスと公共交通機関もあり交通の便は首都圏に比べると悪いものの、暮らすには問題ない範囲で快適に過ごせます。
公共交通機関が発達しているとその周りには適度に人もいて、スーパーや薬局等も徒歩範囲内にあるので便利です。
交通の便が非常に悪い田舎とは違い、適度に交通網も発達しているためそこまで不便は感じないでしょう。
2.田舎暮らし特有の人づきあいはない
私もかなり昔に極度の田舎に住んでいたので理解できますが、田舎は人づきあいが結構面倒です。
特に首都圏から田舎へ引っ越しの場合はよそ者扱いされる場所も多いでしょう。田舎まで来て人づきあいに労力を取られるのは本当にバカバカしい事です。
地方都市ではそれはありません。人は親切ですが、そこまでべったりでもなく、程よい距離間を保てると思います。
3.都市と言えど憧れの田舎はすぐそこにある
我が家も田舎という安息の地を求めて移住したのですが、地方都市と言えど都市部郊外に住むことで憧れの田舎は車で数分で着きます。
我が家は最寄りのキャンプ場が車で5分、産地直売所が車で5分で、リビングから見える景色も緑だらけです。
徒歩5分の近くの公園に流れている川では鮭の遡上も見れました。地方都市でも憧れの田園風景はすぐそこにありました。
4.マンションや戸建ての不動産は売れる
地方都市ではマンションや戸建ての不動産はとりあえずは売れます。首都圏に比べ動きは悪いものの、交通の便の良い場所には買い手はつきます。
一方で田舎にいくと不動産は買い手がつかず売れない可能性が高い。
人生何が起こるかわかりません。移住後に常に動ける環境を整えておくのも重要です。地方都市ではそれが可能と言えるでしょう。
移住先が地方都市でのCONS(短所)
1.コンビニまでの距離は遠い
コンビニまでの距離は首都圏に比べ格段に遠いです。
我が家でも最寄りのコンビニが徒歩10分程となり、ほとんどコンビニに行かなくなりました。無駄使いがなくなったのは良い事ですが、利便性を求める方には短所となります。
田舎に行くとコンビニもガソリンスタンドも更に距離が遠くなるので覚悟が必要です。
2.動物と虫が多い
地方都市でも郊外の我が家は動物と虫は比較的多いです。
私は虫は慣れているので問題はないですが、奥さんはまだ慣れていないよう。
動物も狐やタヌキ、リスもいます。自然が多い分、動物、虫がいるのは仕方ないですが虫嫌いな人には向いてないかもしれません。
3.物価は比較的高い
移住すると物価は安いと考える方も多いと思いますが、田舎でも地方都市でも賃貸や土地を除く物価は比較的高いです。
安いのは土地の値段、または賃貸の価格くらいでしょう。
田舎ではスーパーが少なく競争もないため価格付けは首都圏とさほど変わらず、地方都市でも同じ状況です。
田舎=物価が安いというイメージをメディアは謳っていますが、生活に関わる物品の物価は安くはないので一応短所として入れておきました。
まとめ
移住をしよう!という事で首都圏から地方都市への移住を考えている方も多いでしょう。
片田舎への移住はいきなりインフラがある場所からインフラがない場所へ放り込まれるようなもので、首都圏の生活に慣れている方々には弊害も生み出します。
しかし地方都市への移住は理想していた移住の暮らしとは若干異なるものの、適度な利便性と適度な田舎の暮らしの両立も図れるため筆者としてはおすすめの形態です。
更に田舎に移住をしたい人にとっても地方都市から片田舎への移住というステップを踏む事で、いきなり片田舎へ移住して失敗をする事も防げるでしょう。
移住は無理せずまずは地方都市から!
今日はここまで、アデュー!
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