2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は高利回り株主優待と配当金銘柄の旅 イオンモール株式会社(以下「イオンモール」)についてです。
同社株は以前保有していた時期もありましたが、今年のコロナショックで下落時に再INした銘柄の一つです。
イオンモールの事業
イオンモールは言わずと知れた「イオンモール」というモールを展開しているディベロッパーです。
首都圏の方にはそこまで馴染みはないかもしれませんが、郊外や田舎にいくと町に一つはある皆様の憩いの場を提供している有難い会社です。
我が家も首都圏に住んでいた時はほぼ使用した事はありませんが、地方移住した今はたまにお世話になっています。
長期的に見ると日本の少子高齢化により国内市場の収縮化が考えられますが、同社はイオンブランドを盾にし「ハピネスモール」という取り組みをしているようです。田舎でもたまに見かけますが、ビジネスと公共施設が一体化した施設(モール)であり今後はそういった街づくりを目標としているよう。
過疎化が進む田舎や郊外の町ではそのような街づくりに対してある程度の需要は見込めそうな気はします。
また一方で海外展開もしており、中国始めアセアン諸国への出店拡大も成果がでてきており今後期待できそうな分野です。
総売上は2020年2月(決算期2月)で3,200億円となり、規模もそこそこ大きくイオン子会社の一角として成果も残しているといってよいでしょう。
直近の業績
同社の第二四半期は10/6に発表予定です。
9/30の同社リリースによると新型コロナウイルスによりかなりの影響を受けた第一四半期に比べその後は客足も回復傾向にあり3~8月の上期業績を上方修正しています。
新型コロナウイルスもアジア諸国においては(インドを除き)落ち着いてきていますので、今後の業績に関しても今期会社予想よりは若干上向きそうな感じです。
イオンモールの株主優待
イオンモールの株主優待は年に1回持ち株数によって優待品が貰えます。
【2月末】優待品
(1)イオンギフトカード
(2)カタログギフト(ハーモニック)
(3)カーボンオフセットサービス
100株~499株 | (1)~(3) の中から 3,000円相当 |
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500株~999株 | (1)~(3)の中から 5,000円相当 |
1,000株以上 | (1)~(3) の中から 10,000円相当 |
【長期優待制度】3年以上継続保有、1,000株以上
1,000株~1,999株 | イオンギフトカード 2,000円 |
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2,000株~2,999株 | イオンギフトカード 4,000円 |
3,000株~4,999株 | イオンギフトカード 6,000円 |
5,000株以上 | イオンギフトカード 10,000円 |

以前ハーモニックのギフトカタログを貰った事がありますが、総合的に考えると使い易いイオンギフトカードがおすすめです。
期限がなくお近くのイオンで基本はすべての商品に使えます。
我が家では子供の靴代やおもちゃ購入費に一部充てており、今後子供達の証券口座で同社株を購入し、自分達の必要品を自分達で賄ってもらおうと考えています。
イオンモールの配当金
2020年2月期の通期配当は1株当たり40円でした。2020年9月30日の終値が1株1,476円なので仮に2021年度期の配当も同等とすると配当利回りは2.7%程となります。
2015年 | 22円 |
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2016年 | 27円 |
2017年 | 35円 |
2018年 | 38円 |
2019年 | 40円 |
今期は新型コロナウイルスによる影響で配当金も据え置きか微減する可能性もありますが、ここ数年は配当金も上昇傾向でイオンギフトカードを貰える事を考えると悪くないと思います。
100株当たりの優待と配当金との総合利回りは4.7%程となり優待の使い易さも考えると買い銘柄といえるでしょう。
イオンモールの株価チャート
イオンモールの過去のチャートを見てみるとリーマンショック以降は1,300円~1,400円台が大体の底となっています。
リーマンショック後の下落でも1,000円弱辺りで落ち着いておりチャート的には現在の位置は悪くない(買える位置)と考えています。

業種が不動産業で自己資本比率は比較的低めですが、大株主にイオンが控えており投資するにしても安心感はあります。
長期投資する意味ではそういった安心感も大事な部分になるでしょう。
あとは今期減配になれば仕方ないと諦め、来期以降に期待しましょう。
今日はここまで、アデュー!
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当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。