2020年の5月にセミリタイアをし、同時に首都圏から地方都市へ移住した まつやすTです。
本日は「株の売却のタイミング、総合利回りからのアプローチ」についてです。
株の売却のタイミング
株の売却のタイミングは株を購入する時より難しいと言われています。
著者もその意見には同意しており、長らく株の売却タイミングについて考えていた時期もありました。
しかし株はそもそも売却しなければ利益も確定できないため、売却をしやすいように保有株の内将来有望と思われる株式は除き総合利回りからのアプローチを最近は用いています。
またセミリタイアしてからの投資はどちらかと言えば安全性を重視した投資スタンスになっており、購入する銘柄もすべて配当金制度と優待制度(一部銘柄はないものもある)があるためそういったアプローチも試みています。
勿論投資をやっているので、保有株から将来的なテンバガーも期待する銘柄もありますが分散投資ではそこに固執してもあまり意味がないため株の売却に関しては総合利回りからのアプローチとなっている訳です。
株の売却のタイミング 総合利回りからのアプローチ
私が実践している総合利回りからのアプローチですが、保有株の中から事例をみたほうが良いため現在売却候補となっている➀イオンと➁N・フィールドの2銘柄でみてみることにします。
株の売却のタイミングを検討するフラグは「配当と優待から得るリターンが利益の10年以上」
自分ルールも含め、ルールというのはシンプルな程、実践もし易く長続きします。
➀イオン(8267)
株価(10/21終値) | 2,808円 |
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配当金 | 3600円 (100株) |
株主優待 | 年間平均14,000円のキャッシュバック(イオン店舗での購入金額によって異なります) |
10/21時点の利益 | 約135,000円 (100株) |
以前は配当金と優待でのキャッシュバック合わせ年間17,000円程貰っていました。この時点での利回りは6.2%と驚異的でした。
しかし地方移住後残念ながらイオンの店舗が近くになく、同店舗での買い物の頻度が減ったため年間のキャッシュバックが年間14,000円→2,000円に落ち込む予定となりました。
そうなると年間5,600円。現在の利益からみると約40年分となり、利回りも6.2%→1.9%へ急落してしまいました。
今のところまだ保有していますが、さすがに40年分となると売却候補の筆頭として後は売却のタイミングを待つだけとなりました。
➁N・フィールド(6077)
株価(10/21終値) | 760円 |
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配当金 | 500円 (100株) |
株主優待 | クオカード 2,000円 |
10/21時点の利益 | 約25,000円 (100株) |
購入当初は5%あった総合利回りも株価が上昇し現在は約3.3%まで低下してしまいました。
同社株からは配当と優待合わせ年間2,500円のリターンがあります。
しかし現在の利益が10年分を超えてきており売却候補として挙がってきました。
但し同社株は現在の業績からみる指標は少し高めですが、チャート的にも今期の業績をみてもまだまだ上昇余地はあるためしばらく放置しておこうと思っています。
株の売却のタイミングはシンプルなほうが良い
株の売却タイミングについては一番難しいと言われている事から、各人にて様々な考えはあると思います。
基本私の現在の投資スタンスでは株式投資によって2桁の成績を残すというものではなく3%~5%辺のリターンを狙う比較的緩やかな投資スタンスです。
目標が低いという訳ではなく、あくまでもセミリタイア生活を送るのに十分な投資スタンスだと考えています。
という考えの元で売却のタイミングもシンプルに考えるのもありだと思っており、売却益が配当や優待を合わせたリターンの10年分を目途に置くことにしました。
人によっては5年でもいいでしょうし、15年でもいいでしょう。特にここに理屈はありません。
ルールというのは誰にでも理解でき実行可能で、長続きできる点が重要であり、ガチガチなルール下での投資は長続きしないという事です。
今日はここまで、アデュー!
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【免責事項】
当ブログは著者自身の実際の経験に基づき情報を発信しているもので、セミリタイアまた実際の株式の売買の推奨をするものではありません。また記事内容は個人的な見解に基づくもので、正確性は保証できないのでご理解よろしくお願いします。実際に投資を行われる際には、ご自身の判断と責任にて行っていただくよう重ねてお願いいたします。