2020年の5月にセミリタイア(FIRE)した まつやすTです。
本日は「三菱ケミカル(4188)の株価 考察」についてです。
同社株はコロナショックで下落した後参入した比較的新しい銘柄です。
先日中間配当計算書と中間期の報告書が届いたので読み返しています。
三菱ケミカル(4188)
三菱ケミカルは総合化学大手で田辺三菱製薬や太陽日酸を傘下にもつ非常に規模の大きな会社です。
セグメントは大きく分けて機能商品(約31%)、ケミカルズ(約25%)、産業ガス(約25%)、ヘルスケア(13%)の4つで構成されており、他にその他(約5%)となっています。
その他5%は色々とひっくるめられており、花形とは言えませんが売上が748億円ありその規模のでかさを物語っています。
化学系はどこもそうですが、今期はコロナウイルスの影響もあり業績は落ち目です。
三菱ケミカルも同様今期は赤字決算予想で業績には正直なところ期待できません。しかし配当をある程度の水準にて維持する予定でそこが株価の下支えにはなっているようです。
またコロナ後に業績が回復するようであれば株価上昇も見込める銘柄なので配当を貰いつつ、気長に保有しておくには良い銘柄でしょう。
三菱ケミカル(4188)の株価と配当金
三菱ケミカルの株価は1株あたり601円(12/2終値)。
最低単元が100株で 60,100円なので比較的買い易い銘柄となっています。
以下は今期含む過去4年間の配当金です。
2018年3月期 | 32円 |
---|---|
2019年3月期 | 40円 |
2020年3月期 | 32円 |
2021年3月期(予想) | 24円 |
株主優待:なし
配当利回りは4%程
株価下落に伴い配当利回りも上昇しています。
三菱ケミカル(4188)の株価とチャート
三菱ケミカルの株価とチャートです。
2018年を高値に調整中で、直近のコロナショックでは550辺りまで下がりました。
今期の成績もそこまで良好ではないですが、配当をある程度の水準で維持できるようであれば下値も限定的だと考えています。
こういった銘柄は一度に大きく購入せず下がれば買いのナンピン買いのスタンスが良いかもしれません。
長期的には400-600の水準での買いは悪くなさそう。

三菱ケミカル(4188)株価 まとめ
三菱ケミカルに関してはコロナ後の日経の暴騰には乗れず停滞している銘柄です。
出遅れ銘柄とは異なり、特に明るい話題もない同社ですが唯一の救いは配当利回りが高い事。そういった意味では現在の配当水準が維持されるようであれば株価の下値は限定的だと考えます。
とはいえコロナ禍の今後の悪影響もまだまだ考えられるため、リスクヘッジも兼ね一度に大きく買うよりはナンピンでの買いが推奨される銘柄でしょう。
現在は証券会社も株式の購入に対して手数料もかからない会社も多いのでナンピンしまくりの環境ですが、ナンピンの場合は底なし沼にならないようくれぐれも注意しましょう。
今日はここまで、アデュー!
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