2020年の5月にセミリタイア(FIRE)した まつやすTです。
本日は「カンダホールディングス(9059)の株価 考察」についてです。
カンダホールディングス (9059)
カンダホールディングス(以下カンダHD)は東京神田の運送会社の統合で発足した会社で国内外含めグループ会社も30社近くある企業です。
事業はグループ会社のカンダコーポレーションが担う貨物自動車運送が76%程、また将来の物流を見据えグローバル3PLと呼ばれる国際貨物事業にも力を入れているようです。
国際物流は売上の21%程で多少手詰まり感もありますが、今後越境ECと呼ばれる領域はこれから急速に拡大してくると思われ同社にとってはチャンスになる場が訪れるかもしれません。
カンダHDの業績について
2012年から増収傾向で利益も2015年辺りからは右肩上がりとなっています。
リーマンショック時も売上の下げも見られず利益も残せている事から景気感度は比較的低めといって良いでしょう。
今期もコロナ禍ながら同社の業績は1Q~3Qはすべて増益、3Q決算後に一時ストップ高となっています。
アマゾンのデリバリープロバイダーの業績と比較すると多少見劣りしますが、そこまで遜色はないというのは高評価できるところだと思います。
※売上規模的には遠州トラックと同程度、時価総額は離されていますが…。
カンダホールディングス(9059)の株価と配当金
カンダHDの株価は1株あたり1,007円(2/5終値)。
最低単元が100株で 100,700円で最低購入額も比較的安価となっています。
以下は今期含む過去4年間の配当金です。
2018年3月期 | 24円 |
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2019年3月期 | 24円 |
2020年3月期 | 24円 |
2021年3月期(予想) | 26円 |
株主優待:3月末 図書カード 1,000円(100株の場合) ※500株、1,000株以上もあり
配当利回りは2.6%、優待の図書カードと合わせた総合利回りは3.6%程となり4%は少し割りますがキャピタルゲインを狙う銘柄として長期保有し易い還元率となっています。
また株式数に応じた優待制度を用いているのも好印象。
カンダホールディングス(9059)の株価とチャート
カンダHDの株価とチャートです。
10年来で見ると比較的高値圏となりますが、好調な3PL銘柄の中では指標も安く、業績も安定しているため上値は追えるかと思っています。
私はこの銘柄を四季報新春号で見つけ3Q発表前にINしました。その後ストップ高になり買い増しができない現状ですが、下がるようであれば買い増しでも良いかと思っています。

カンダホールディングス(9059)株価 まとめ
カンダHDの株価についてのまとめです。
アマゾンのデリバリープロバイダーで3年前から注目を浴びている3PL。同社を含め脚光を浴びていない銘柄もまだまだあります。
今後アマゾンのデリバリープロバイダーも定期的な入れ替えと増減はあり、そういった可能性も含めると業績が良い3PL銘柄は長期投資としては当たる可能性があると考えています。
今日はここまで、アデュー!
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